癒しのお香

お香ってなに?

お香ってもともと仏教に伝来したものなんです。
日本では室町時代にやってきたもの。

文化の発展とともに、香りを当てあう「お遊び」的な感じで、上流階級の遊戯として成り立っていたそうです。
媚薬としても使われていましたが、邪気を払う魔除けや悪意を払うとされ、神聖なものとして使われていたそうです。

今ではお香は「楽しむもの」というイメージが広まりました。
競うものでもなく、何か神聖な行事でもなく宗派問わずに楽しめるようになったんです。

お香って使い方がとっても簡単なんです。
火をつけて炎を消したらお香を立てるだけ。
線香と同じようなものですね。

ピンポイントで焚くことができたら、すっごく素敵な香りを楽しめることができるんです。
安眠効果とか、消臭、リラックス効果とかリフレッシュ効果など、心身に効く効果があるので、いろいろ自分なりに楽しめるんです!

お香のいいところは癒し効果

動物とか、赤ちゃんの写真って見ていて癒されると思いませんか?
癒しの定義って人それぞれ違いますけど、猫の写真を見ていたら癒されるという方もいれば、ピアノメロディーを聞いていたら癒させるという方もいると思います。

私の場合はそれが「香り」だったんです。
お香には癒し効果があります。
その癒し効果の香りをさっと部屋になじませるための短時間で香りが充満する効果も、癒しを更に倍増させている要因です。

線香の匂いが好きだ、なんて方も多いでしょう。
蚊取り線香の匂いを嗅いだら懐かしい感じがする、とか。

お香の香りって何百種類もあるんです。
まるで肌につけて楽しむ香水みたいに、部屋の匂いとか自分自身の匂いと混ざっていろんな香りが楽しめます。

お香の良いところはもう1つあります。
個人的に好きなんですけど、「香りが残る」というところです。
焚いていた香りがほどよく部屋に残るので、玄関を入ると部屋がいい香りで出迎えてくれます。

私の中では玄関でお香をたくのがブームです。
私が娘と居る時だけ、ですけど。

キッチンでは料理の香りと一緒になってしまうので、寝室や玄関で焚くようにしています。
なんだか、ちゃんと主婦してるな、って感じですけど、部屋ごとに違う香りがして都度癒されるんです♪

お香の種類

日本では、香木を原料としているお香が主流ですが、最近ではインドや中国、東南アジアのお香など精油を使ったものもたくさんあります。

お香にも種類があるんですけど、言い出したらきりがないのでざっくり10種類に分けます。
その中でも火を使わない状態で使う匂い香や、線香、粉末状にしてロウなどで固めた練香など。

いろんな種類があって、1つ1つで香りがまったく違い人の感じ方も違います。
「うわ!この匂い嫌だ!」なんて方もいるので、「これがいい!」と強くお勧めできるものではありませんが、あなたもあなたの癒しポイントに合ったものを見つけてみたらいかがでしょう?