時短かつおいしい圧力鍋

働く主婦にとって、一日のうちで最も忙しいのが夕飯の準備です。
子供がいればなおさらです。

空腹を訴える子供の声と戦いながら、大忙しで夕食を作らなければなりません。
簡単に済まそうとして、ついつい炒め物が多くなってしまいます。

しかし、炒め物って短時間でできますが、目を離すことができないので、ながら料理ができません。
そこへいくと、煮物は火にかけてしまえば出来上がるまでにほかのことができます。
お漬物を切ったり、サラダを作ったり出来るので、けっこう効率よく料理ができるのです。

煮物は確かにそれ実態時間がかかりますが、炒め物や揚げ物のようにずっとっ調理し続ける必要がないのです。
煮物を短時間に作れるようにすれば、それだけで手の込んだ料理が簡単にできます。
煮物を短時間に作るのは、圧力鍋に任せておけばいいのです。

煮物の魅力

煮物は、基本的に油を使わないので炒め物や揚げ物に比べてカロリーが低いという魅力があります。
また、煮物、茹でもの、蒸し物は作り置きができるという利便性もあります。

おでん、カレー、シチュー、豚の角煮などどれも仕上げてから時間が経っているほうがおいしいといわれる料理です。
温めなおしの方が味が染みてより美味しくなります。

煮物は洋の東西を問わず、温かみのある家庭料理が多いのです。
冷めてしまった煮物でも、温めなおせばまた美味しくほっこりした家庭の味が戻ってきます。

煮物を主菜にすれば、副菜は多少手抜きでも献立全体は、安直な感じがしません。
カレーやシチューには野菜サラダ、肉じゃがには冷ややっこなど、煮物さえきっちり作れば、副菜は簡単なものの方がバランスの取れた献立になります。

それさえきっちり作れば、あとは手抜きでも通用するのが煮物なのです。
煮物を時短できれば、料理全体が時短できます。

煮物時短の最強武器

煮物時短の最強武器といえばいわずと知れた圧力鍋です。
以前は圧力鍋がある家庭は少数派でした。
圧力鍋は料理のプロが使うものだと思われていたのです。

しかし、最近は圧力鍋を使う家庭が増えてきました。
圧力鍋自体の商品開発がすすんで安全性が高くなって、しかもデザインもお洒落になってきました。
それよりも何よりも、何よりも圧力鍋が時短料理の最強の武器だということが知れ渡ってきたからです。

牛すじ、すね肉、テール、などは普通の鍋なら何時間もコトコト煮込まなければならないものでしたが圧力鍋なら20分程度で柔らかくなります。

根菜類やイモ類も、早く煮込むためには小さく切らなければなりませんが、圧力鍋ならごろんと大きな切り方で煮込んでもさほど時間はかかりません。
大きくカットした根菜やイモは、とてもおいしく出来上がるのです。

煮魚も、圧力鍋なら骨まで柔らかくなります。
栄養満点でしかもおいしく仕上がります。

圧力鍋の出番は工夫次第でいくらでも増えていきます。
根菜類をただ茹でて、冷凍しておくだけでも料理の時短効果は大いに上がります。