予防接種で高熱…私がとった行動

考える女性

ワクチン接種で熱が出てしまったら

乳幼児期というのは将来の病気に備えてたくさんのワクチン接種の案内が来るので、かなり頻繁に子供に注射を受けさせないといけません。
最近にも突然に麻疹が流行するといったことも起こっており、危険な病気はいつ襲ってくるかわかりません。

しかしその一方で健康な人の体の中に意図的に病原菌に似たものを打ち込むワクチン接種は、場合によっては危険な副作用を招いてしまうこともあります。

もしワクチン接種を受けて間もなく何らかの体調の変化を子供が見せたら、速やかに体調をチェックし症状に応じて小児科を受診するようにしましょう。

実は私自身も娘がワクチン接種をしたあとに急に高熱を出してしまったことがあります。
その時にはまず体温を計測し、ワクチン接種をしてから1時間ごとの体調の変化や食べたものなどを記録しておきました。

結果的に数時間しても熱が収まらなかったのでかかりつけの小児科を受診することになったのですが、その時に記録をしておいた用紙を提示したことですぐに様態を把握することができ、大事に至ることなくすみました。

先に言っておきますがこれはワクチン接種の効果を否定するものではなく、完全に安全というわけではないワクチン接種を受ける時の対策です。
もし副作用があっても早くに受診をすればほとんどの症状はすぐに収まりますので安心してください。

38℃以上が受診のラインです

実はワクチン接種後に子供が発熱をするということ自体は全く珍しいことではなく、親も気づかないような軽度なものならかなりの子供が発症していたりします。

注意をしておきたいのがワクチン接種をしたあとに注射針のあとが真っ赤に腫れていたり、硬くなってしまっているという場合です。
そうした時には高確率で発熱があるのですぐに体温を計測し、様態を確認します。

ただし発熱があっても37℃台までのうちはそれほど心配はなく、本人も元気でいるようならそのまま時間ごとに体温を計測しながら様子を見ていてもよいでしょう。

小児科を受診する一つの基準になるのが熱が38℃以上になってしまうという場合です。
38℃以上の熱がしばらく続いていたり、発熱によって明らかに様子が変わって来たというときにはそれまでの経過をメモしたものを持って早めに医師の診断をうけるようにしてください。

予防接種を受けたときには何か異変があったときの連絡先を記載したものを配布していることもよくあるので、そうしたところに電話をすれば応急手当の方法などを教えてもらえます。

ちなみに予防接種による発熱は、初めての接種よりも何度か繰り返したときに起こりやすいという特徴があります。
これは外部からの異物に対しての正常な反応なので、毎回熱が出るようになったといっても心配はいりません。