エコを心がけた生活

本当の意味での「自然派」を目指すために

最近主婦向けの雑誌などでよく見かけるキーワードとして「自然派ママ」というものがあります。
「エコ」や「ロハス」といった言葉ももはや普通の日常用語として通用している世の中なので今更という感じもしますが、それだけ主婦として生活をしていくときに地球環境や天然資源に気をつけている人が多いということなのでしょう。

ただし少し気になるのが、「自然派」という言葉ばかりが先走ってしまい実際にはむしろ贅沢な生活をしている人も少なくないということです。
その人たちだけの責任ではないものの、今の日本ではより自然に近い生活をしようとして有機野菜や天然素材100%の布を選んで使用するとかえってお金が多くかかってしまうという問題があります。

本人たちの生活環境はそれは自然に近くて心地よいのかもしれませんが、その結果としてゴミが増えてしまったり余計な費用がかかってしまうようでは意味がありません。

私自身も子育てをする母親の一人としてあまりにもモノに頼り過ぎる生活を子供にさせたくないという気持ちがありますので「自然派」を目指すことそのものは否定しませんが、贅沢をするという意味での自然派スタイルには反対です。

本当の「エコ」はゴミを出さないこと

私なりに考えている「エコライフ」として重視していることの一つとして「ゴミを出さない生活を目指す」ということです。
生活ゴミは住んでいれば必ず出てしまうものですが、案外ちょっとしたことに気をつけながら過ごしていくと劇的にゴミを減らすことが可能です。

わかりやすいところでいうと、外食やお弁当・お惣菜を購入して食べるということはできるだけせず、自炊を中心にした食生活をするということがあります。
独身時代一人暮らしをしていて、忙しさと家事の面倒さからしばらく外でお弁当を買って食事にする生活をしていた時期があったのですが、このときみるみるうちに部屋の中にゴミがたまっていくのに驚いた記憶があります。

自炊をしていると確かに野菜の切れ端などの生ごみは出やすくなりますが、出来合いのものを購入するよりもずっとゴミの量は少なくなります。
外食をすれば家のゴミは少なくなりますが、その場合には食べ残しなど廃棄される食品が出てしまうので自分の家はよくても全体的にはゴミを増やす行動をとっていくことになります。

子供たちにもゴミを減らしてもらう

子供にもできるだけゴミを出さないようにと言い聞かせています。
例えばコンビニなどで買い物をするにしても小さなものならビニール袋をもらわないようにしたり、簡易包装をしているものを選ぶようにするといった具合です。

かさばりゴミの代表であるペットボトルも出さないように、マイボトルを一人ずつ用意しておき外で飲む飲料は自宅から持っていくようにしています。